感染者59日ぶりゼロ 引き続き対策徹底を

新型コロナウイルス感染症について、和歌山県は20日、新たに橋本保健所管内の30代男性の感染を発表。21日は、新規感染者が確認されなかったと発表した。

感染者がゼロだったのは昨年12月24日以来59日ぶり。県福祉保健部の野㞍孝子技監は「3月中旬から転職や転勤に伴い人の交流が盛んになってきます。このウイルスはとても厄介で感染しやすく、集団に持ち込まれると感染拡大が再び懸念されます。引き続き感染対策の徹底をお願いいたします」とのコメントを発表した。

20日発表の感染者は、同居家族の70代男性が感染し12日に濃厚接触者として検体採取を受けた。その際は陰性だったがその後発症し、19日に陽性が判明した。入院中で症状は安定している。

8人が退院し、21日午後1時時点で24人が入院している。県内の累計感染者数は1159人になった。