「わかやま冬の交通安全運動」がスタート

 1日から 「平成23年わかやま冬の交通安全運動」 (10日まで) が始まった。 初日は和歌山東署で広報パレードの出発式が行われ、 パトカーや大型バイクなどが街に繰り出し啓発活動に当たった。 県交通安全協会和歌山東支部の上赤坂好一支部長 (86) は 「一件でも交通事故を減らし、 市民の方々が良い正月を迎えることができるよう活動してほしい」 と署員に呼び掛けた。

 同署では6回目のパレード。 同支部や地域交通安全推進委員会などの交通関係団体から約70人が参加した。

 式では同署の城典男署長が、 昨年より管内の交通事故件数が減少傾向にあることに触れ、 「年末までにこれ以上の犠牲者を出さないように取り組みたい」 とあいさつ。 その後、 パトカーを先頭に、 大型バイク6台による 「ハーレー隊」、 広報車1台、 ミニパトカー5台が同署を出発した。 パレードの車両は和歌山市中島のスーパー 「エバグリーン宮前店」 を訪れ、 買い物客に交通安全運動をPR。 ティッシュと反射材のタスキを500個ずつ配った。

 同署管内のことしの交通事故発生状況 (11月30日現在) は、 事故1050件、 死者5人、 けが人1274人。 事故件数は昨年より226件減少しているという。