右折帯完成でスイスイ 県道14号の千旦交差点

 和歌山市祢宜の県道14号 (和歌山打田線) 千旦交差点で、 地元から強い設置要望があった右折帯が完成した。

 住民によると、 同道路は近年、 河南地区の発展により交通量が増えていた。 右折帯がない状態では東進車が右折する際、 後方の車が詰まりやすく、 無理に通り抜けようとした車がよく接触事故を起こしていた。 多い時には1週間で3件の接触事故があったという。

 県によると、 工事は土手の斜面に土を盛るなどして道の幅を3㍍20㌢拡幅し、 10㍍50㌢にした。 また付近住民のために、 安全にバスを待てるバス停留所のスペースと、 停留所に通じる歩道も設けた。

 交差点付近の千旦団地に30年前から住んでいるという女性 (69) は 「これまでは停留所でバスを待つのも土手の際だったので恐かったです。 これからは安心して利用できますね。 みんな喜んでいますよ」 と話していた。