真田オリジナル切手が好評 九度山を発信
九度山町ゆかりの戦国武将・真田幸村が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」の放映に合わせて、日本郵便㈱近畿支社(大阪市中央区、徳茂雅之支社長)は、幸村と同町にちなんだオリジナルフレーム切手2種類を、紀北を中心とする郵便局135局(簡易郵便局除く)で販売している。各1100シートの販売を予定していたが、初日の8日から売り切れとなる局もあり、各2000シートの増刷を見込んでいる。
オリジナルフレーム切手は、同町内の世界遺産「町石道」「慈尊院(多宝塔)」などの観光名所、マスコットキャラクター「ゆきむらさま」などがデザインされている「戦国武将 真田幸村とゆかりの地 紀州九度山」と、昌幸、幸村、大助の真田3代と真田家に仕えた家臣「真田十勇士」が登場する「戦国武将 真田氏家系図と真田十勇士」の2種類。1シート(82円切手10枚)1230円となっている。
日本郵便紀北地区連絡会の宗信宏さん、葛原良昭さん、黒川知英さん、佐川公一さん、青木勉さんが同町役場を訪問し、宗さんから完成したオリジナルフレーム切手を庵上和訓総括参事に手渡した。
庵上総括参事は「切手を通して全国に九度山町を発信していけたら」と期待を寄せ、九度山郵便局長の青木さんは「記念に持ってもらうのもうれしいですが、切手を使っていただき、幸村ゆかりの地である『九度山』を全国の方に知ってもらえたら」と願いを込めた。
問い合わせは近畿支社(℡06・6944・8157)まで。