ひなめぐりとコラボも 海南市観光アプリ
海南市はカメラや地図アプリなどと連動した観光スポット情報の提供や観光案内などの機能を盛り込んだ、スマートフォン、タブレット用の観光アプリ「ようこそ海南」を開発し、配信している。同市内で15日まで開催している「第7回紀州海南ひなめぐり」とコラボレーションしたスタンプラリーを実施しており、先着100人にプレゼントが当たる。
ウェブサイトやアプリケーション開発を手掛ける㈱BEE(和歌山市板屋町)が製作・協力。JR海南駅から徒歩圏内にある「漆器のまち黒江」や「聖地熊野への入口 藤白」といった観光地域を有する海南を、ICT(情報通信技術)を活用して発信するために開発した。
アプリ「ようこそ海南」には①観光施設情報や施設までの道のりを表示する「スポット情報」②画面上でスタンプを集める「スタンプラリー」③フォトフレーム④特定の画像にスマホ・タブレットをかざすと画面上で動画が見られる「AR動画」⑤市のイベント情報を一覧にした「イベントカレンダー」――のメニューを用意。アプリでナビを受けながらスタンプラリーや観光地散策を楽しめる。
紀州海南ひなめぐりとのコラボ企画では、スタンプラリー機能を活用し、指定されたひな人形が飾られている施設を巡る。またAR動画とも連動し、各所に貼られている同イベントのポスターやパンフレット表紙にスマホ・タブレットをかざすと画面上でイベント紹介動画が始まる。
アプリのインストールはアップルストアかグーグルプレイストアで「ようこそ海南」と検索。問い合わせは市役所産業振興課商工観光係(℡073・483・8461、メールsangyosinko@city.kainan.lg.jp)まで。