「プレ金」は和歌山で 8月~誘客キャンペ
県と県観光連盟は、毎月の最終金曜日に仕事を早く切り上げる「プレミアムフライデー」を県の観光振興につなげようと、8月末から誘客キャンペーン「プレミアムフライデーわかやま」を始める。仁坂吉伸知事が18日の定例記者会見で発表した。
プレミアムフライデーは働き方改革や消費喚起を目的に、経済産業省と経団連が中心となってことし2月からスタート。県は午後3~4時に京阪神や首都圏の勤務先を出れば県内の観光地でゆっくり夕食を楽しめることに着目し、キャンペーンを企画した。
キャンペーンでは、県内のホテルや旅館など計14宿泊施設が遅い時間帯の夕食や割り引きのある特別プランを実施。南紀白浜空港の最終到着便を利用した人全員に「プレミア和歌山」の商品がプレゼントされる他、紀三井寺諸堂や徐福公園のライトアップなどが行われる。
仁坂知事は会見で「金曜日に和歌山のリゾートでゆっくりご飯を食べて土日も楽しんでほしい」と呼び掛けた。
キャンペーンは8月25日から開始。18日から特別ウェブサイト「プレミアムフライデーわかやま」が開設されている。