医科系4大学合同ジャズライブ 2日県文
和歌山県立医科大学、奈良県立医科大学、藤田保健衛生大学、三重大学のビッグバンドジャズを演奏するクラブの合同ジャズライブ「第38回四大学ジョイントコンサート」が6月2日午後2時半から、和歌山市小松原通の県民文化会館小ホールで開かれる。
ビッグバンドジャズは、トランペット、サックス、トロンボーン、ドラム、ベース、ギター、ピアノの奏者、18人ほどのバンドで編成。ジャズの楽曲を中心に演奏する。コンサートは毎年会場が持ち回りで、ことしは和医大が主管を務めている。
コンサートではそれぞれの大学が練習の成果を披露。「Moon River」や「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」などの名曲を演奏する。
また、最後は各大学のメンバーが一緒に演奏する「BIG BAND JOINT」のコーナーも。グレン・ミラーの「A String of Pearls」をはじめ3チームに分かれて3曲を披露する。ジョイントの合同練習は本番1週間前の1回のみ。互いの大学の雰囲気の違いに刺激を受けつつ、新鮮な気持ちで演奏ができるという。
和医大では通し稽古の真っ最中。卒業生や2年生のソロパートにも磨きがかかり、自主練習の傍ら、PR活動など主管としての仕事に忙しく取り組んでいる。
4年生の玉井くるみさん(22)と石田凜さん(21)は「ジャズにふれる良い機会として楽しんでもらえたらと思う。大学生らしい元気な演奏で盛り上げるので、気軽に来てもらいたい」と話している。
コンサートは午後2時開場。入場無料。問い合わせは部長の笠井さん(℡090・8932・6724)。