マナー守って電車利用を 中学生が呼び掛け
電車や駅の利用マナー向上を呼び掛ける「きのくに・さわやかマナーアップキャンペーン」の初日となった17日、和歌山県和歌山市美園町のJR和歌山駅で中学生が啓発活動を行った。
キャンペーンは春と秋の年2回実施。県内の警察14署が16カ所の駅で27日まで小中高生らと共に啓発活動をする。同駅前では市立東、東和、紀伊中学校の生徒と学生サポーターの大学生、少年補導員やJR職員ら約60人が参加した。
プラカードを持った中学生は「こんににちは。マナーアップキャンペーン中です」と大きな声で通行人に呼び掛け、駅利用者に「ご協力よろしくお願いいたします」とポケットティッシュ1000個とばんそうこう400セットを配った。
東中3年の沖田奈優さん(14)は「たくさんの人に笑顔で渡せるように気を付けました。駅や電車の中でぶつかったときに『ごめんなさい』と言えるような、心遣いを大事にして利用してもらいたい」と話していた。