安全で楽しい夏を 加太海水浴場で海開き神事
和歌山県和歌山市の加太海水浴場で1日、海開きと安全祈願祭が行われ、地元住民ら約40人が参加。海水浴客らの安全を祈った。
加太春日神社の井関摩美子宮司が神事を行い、参加者は砂浜に設けられた祭壇に玉ぐしをささげて手を合わせた。井関宮司は「海で事故に遭わないように災難も汚れも払い、すでにある汚れも全て払い清めました。楽しい夏を過ごしてほしい」と話していた。
加太観光協会の稲野雅則会長(47)は「新型コロナウイルスの感染防止のため、3密にならず安全に夏の加太の海を過ごしてほしい」と話し、久しぶりに加太の海に来たという同市西浜の工藤波香さんは「ビーチにグランピング(キャンプ)ができる場所ができていて、加太も変化していますね。今度はこういうところに泊まって海で過ごすのも気持ち良さそうですね」と笑顔だった。