りくぼくちゃんがPR 高野町公式キャラ決定
和歌山県の高野町は、公募していた公式キャラクターのデザインに、大阪府の前田昌克さんの作品を特賞に選んだと発表した。
同町で古くから大切にされてきた6種の木々(スギ、ヒノキ、コウヤマキ、アカマツ、モミ、ツガ)を指す、「高野六木(りくぼく)」にちなんだ山々や木々の妖精をテーマに、2月から3月末にかけて募集し、423作品が集まった。
3次審査で10作品が残り、最終審査では町内の小中学生による投票をもとに、選考委員会が特賞1作品、町長賞1作品、奨励賞2作品を選んだ。名前はデザイン考案者に了解を得て「りくぼくちゃん」とした。
特賞に輝いた前田さんは「今後、このキャラクターが多くの方々に愛され『高野町』のけん引役となり、将来に向かって発展することを祈念しています」とコメント。
この他、町長賞に千葉県の藤本璃子さん、奨励賞に愛知県の稲垣有理さん、埼玉県の匿名希望者が選ばれた。
今後、同キャラクターを使用した商品の開発や、同町のホームページやSNSでの使用など、同町の魅力を発信する公式PRキャラクターとして広く活用していくという。