反射板で事故防止を 海南署が交通安全啓発

「わかやま冬の交通安全運動」(10日まで)に合わせ、和歌山県警海南署は8日、海南市築地のスーパーセンターオークワ海南店で街頭啓発を行い、市民らの意識高揚を図った。

署員の他、海南地区地域交通安全活動推進委員、海南地区交通安全母の会などのメンバー約30人が買い物客らにマスクや反射板キーホルダーなどの啓発グッズを配布。県警シンボルマスコットの「きしゅう君」と共に交通事故防止を呼び掛けた。

運動の重点は「飲酒運転の根絶」「高齢運転者等の安全運転意識の向上」「歩行者の安全確保と自転車の安全利用の推進」となっている。

同署の伊賀野章交通課長は「県内では交通事故は減少しているが海南市は増加している。1件でも事故を減らしていきたい。日没や早朝にウオーキングされる方も多いので、運転手から見えやすくするために明るい服の着用や反射板を身に付けるなどしてもらいたい」と話した。

 

啓発グッズで交通安全を呼び掛ける署員