週末の新規感染は511人 クラスター4件
和歌山県が14、15日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は511人で、前週の同じ土・日曜に比べ4人増加し、新たなクラスター(感染者集団)認定は4件だった。大型連休で増加した感染者数は高止まりとなっている。
14日の新規感染者271人の保健所管内別内訳は、和歌山市107人、海南12人、岩出46人、橋本24人、湯浅20人、御坊10人、田辺33人、新宮17人、県外2人。
15日の新規感染者240人の保健所管内別内訳は、和歌山市110人、海南9人、岩出33人、橋本24人、湯浅15人、御坊15人、田辺25人、新宮9人。
349例目のクラスターは県内の特別支援学校で、生徒5人と職員2人が感染。350例目は湯浅管内のこども園で園児6人の陽性が確認された。351例目は岩出管内の高校で、陽性者は生徒5人。352例目は和歌山市の病院で、入院患者4人と退院した患者1人、職員4人が感染した。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、15日時点の県全体が202・6人で、前日より0・7人増えた。
県内の感染者は累計3万9275人。入院者数は186人、重症者は県基準で5人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は18人。病床使用率は30・3%、ホテル療養を含む待機者は1589人。