和歌山市議補選に擁立へ 維新の馬場氏会見
日本維新の会の馬場伸幸共同代表(和歌山県総支部代表)は29日、和歌山市内で記者会見し、8月14日告示、21日投開票の同市議補選に公認候補1人を擁立すると発表した。来週にも役員会で正式に候補者を決定する。
馬場氏は、今月行われた参院選について、党として比例の野党第一党の目標を達成した一方、東京、京都などの重点選挙区で公認候補が惜敗した結果を受け、「競り負けるということは地力がない。地方議員を増やし、地力をつける必要がある」と述べた。
維新は現在、和歌山市議会で2議席を持ち、市議補選で3議席目を目指す。来春の統一地方選ではさらに県内の地方議員の増加を図り、林隆一県総支部幹事長は、橋本市や紀の川市などを挙げて「(候補者を)3人は立てたい」と話した。
馬場氏はまた、県総支部に副代表ポストを新設する方針を明らかにし、若手国会議員2人の就任を想定し、「和歌山の維新の機能を高めるのが狙い。若い力で走り回ってもらう」と述べた。