地元独自の味を TGCケータリング試食会

2月11日に和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれる関西初上陸の「東京ガールズコレクション(TGC)和歌山2023」を前に、地元飲食店や関係者を招いたケータリングの試食会が25日、同市吉田のイタリアンレストラン「Il Teatro(イル・テアトロ)」で開かれた。

TGCでは、地方創生プロジェクトの取り組みの一環として、各地方都市ならではの食材やB級グルメを出演者に提供している。

試食会には、市内で飲食店を展開する地元企業7社と大学生らが参加。直径12㌢もある龍神村産の「ビッグしいたけ」を丸ごと使ったバーガーや県産イチゴ「まりひめ」のフルーツピザ、しらす丼など、地元食材の魅力が詰まった「和歌山メニュー」10品がずらり。市の花ツツジをイメージしたフラワーケーキや熊野牛、「足赤えび」、タイを使った一口バーガーなど味はもちろん、見た目や食べやすさにもこだわった。

試食したTGC和歌山推進委員会のメンバーらからは「色もきれいで、とてもおいしい」、「一口サイズでモデルさんも食べやすい」と好評。

和歌山大学の学生らが考案した「わかやま旅サラダ」は、ハッサクを器に使い、加太のタイやエビ、紀州手まりをイメージした県産ラディッシュを盛りつけた一品で、同大の観光学部2年の新田きらりさんは「モデルさんは食にもこだわっていると思うのでさっぱりヘルシーに。食の和歌山代表として一緒に盛り上げい」と笑顔。

また、イノシシ肉を使った紀州ジビエの煮込み料理を提供するギャートル・キーノ店の宮前新さんは「県外では味わえない料理。和歌山ならではの食を楽しんでほしい」と話していた。

当日は、地元協力店舗から提供を受けた約30種類のケータリングが出演者に振る舞われる。

関係者による試食会

関係者による試食会