トルコに恩返しを 芦原小児童が募金活動
トルコ・シリア大地震の被災地を支援しようと、和歌山市雄松町の芦原小学校5年生の児童6人は14日、同市元町奉行丁のエバグリーンプラス広瀬店で募金活動を行った。
児童らは総合学習の授業で1年間を通じ外国の人と交流してきた。その中にトルコの留学生がいたことから、自分たちができることはないかと話し合い、募金活動をしようと決めた。
提案した川島夕璃さん(11)は、トルコの留学生の家族は大丈夫なのかと心配になり、スーパーにあった募金箱にお金を入れたという。「東日本大震災の時、助けてもらったトルコの人に恩返しがしたい」とこの日のために準備。
児童らは手作りのポスターと募金箱を手に「トルコ、シリアで起きた地震の被害を受けた人たちへの募金にご協力お願いします」と来店者に呼び掛けた。
川島さんは「千円札を入れてくれた人もいた。集めたお金がトルコ、シリアの人たちの役に立ってほしい」、有本莉愛さん(11)は「募金してくれる優しい人がいっぱいいてうれしい」と話した。