大雨被害受け さとふるが緊急寄付サイト
台風2号や前線の影響で、浸水や河川の氾濫など大きな被害を受けた地域への支援を目的に、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する㈱さとふる(東京都、藤井宏明代表取締役社長)は3日、「令和5年6月台風・豪雨被害緊急支援寄付サイト」をさとふるのホームページ内に開設した。
5日午後1時時点で、和歌山県(海南市、紀美野町、高野町)と静岡県(沼津市、磐田市、川根本町、森町)の計7自治体への寄付を受け付けている。今後は自治体からの要請に応じて、対象の自治体数を増やしていく予定。
同サイトでは、ふるさと納税制度を活用して掲載自治体に1000円から1円単位で指定した金額を寄付できる。返礼品を希望しない寄付を申し込む場合、申し込み金額の全額が対象の自治体に届けられ、寄付後には自治体から寄付金受領証明書が発行される。
また、寄付決済手数料は同社が負担するため、自治体から同社への支出は発生せず、寄付者の善意をそのまま自治体へ届けられる仕組みになっている。同社は「皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします」と支援を呼びかけている。
問い合わせは同社のさとふるサポートセンター(℡0570・048・325、メール)。