20周年のチャリティー 岩出舞踊つどいの会
「岩出舞踊つどいの会」(石田洋子代表)の20周年記念チャリティー公演が18日、和歌山県岩出市金池の市総合保健福祉センターで開かれ、約300人が来場。華やかな衣装とあでやかな舞を楽しんだ。
公演は毎年1回行ってきたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった。今回も会場入り口に募金箱を設置し、集まった募金を岩出市に届ける。
会の冒頭で石田会長から前回の募金、11万186円の目録が中芝正幸岩出市長に贈られると、中芝市長は「大切に使わせていただきます」と礼を述べた。
舞台は中島繁子さんの御祝儀舞「松の緑」で幕明け。民踊、詩舞、よさこいチームの演舞、中国舞踊、銭太鼓、スコップ三味線など多種多様な31の演目を披露した。
出演者が客席を回りながら踊った「黒潮太鼓」では、観客も飛び入り参加し、会場が一体となり盛り上がりを見せた。
フィナーレでは出演団体の代表ら9人が桜の花を持って「百歳音頭」を踊り、華やかで元気にステージを締めくくった。
石田泉桜の芸名で「さくら月夜」「人生援歌」の演目で舞った石田代表は「やっと開催することができて本当にうれしい。皆さんに感謝。これからも頑張って踊りに携わっていきたい」と来場者に笑顔であいさつした。
貴志川市の70代女性は「舞台衣装がすごくきれいだった」とにっこり。岩出市の70代男性は「初めて来たけど元気をもらえて楽しかった。来年も来たい」と話していた。