「らんまん」豊かに表現 花のきらめき展
和歌山文化協会華道部(谷口麗甫部長)主催の生け花展、第41回「花のきらめき展」が29日、和歌山市七番丁の和歌山城ホール1階展示室で始まり、四季折々の花が来場者を迎えている。
10月1日まで。50人が流派を超え、1人席や2人席、3人席で38作品を出展。初日に行われた開会の式典で、同協会の森本光子会長は「会場には立派なお花が咲き誇り、まさに『らんまん』。華道部の皆さま方の思いを込めた作品を、どうぞご堪能ください」とあいさつ。来賓と共にテープカットで祝った。
会場には栗やケイトウ、ヒガンバナなどの風情豊かな作品、十五夜をイメージし、ダリアやスターチスを愛らしく生けたものなど、空間を生かし、さまざまな表現が並んでいる。
華道部の谷口部長は「まだまだ暑い日が続きますが、季節感ある作品が並びました。楽しく、華やか、優雅に、など、それぞれの個性が表れたお花の数々をお楽しみいただければ」と呼びかけている。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。