赤い羽根募金始まる 駅前での街頭啓発も
77回目を迎える2023年度「赤い羽根共同募金運動」が今月から始まり、和歌山県共同募金会(大桑弘嗣会長)と和歌山市共同募金委員会(石井太郎会長)は6日、キックオフセレモニーを同市手平の和歌山ビッグ愛で開いた。
同運動は1947年に始まり、寄せられた募金は地域社会の福祉課題の解決に向け、障害者施設や保育所、子ども食堂などの活動、災害時のボランティアセンター運営の支援などに活用される。
昨年度に県共同募金会に寄せられた募金は1億2224万9091円で、本年度は1億3334万4200円を目標に、来年3月末まで活動が行われる。
キックオフセレモニーには、県や市、社会福祉協議会など関係機関の代表約30人が出席。大桑会長は「福祉の支援を必要とする人は増加している。多様化する地域の福祉課題を解決することが大事であり、その支援をしていきたい」とあいさつした。本年度の運動の全国共通テーマは「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」。11日午前7時半から、和歌山市のJR和歌山駅前で街頭募金を行う。