「働く車」に乗ったよ 市駅前広場でイベント

南海和歌山市駅前広場で6日、「働く車」をテーマにしたイベント「しえきのいま~はたらくクルマ2024~」が始まった。7日まで。

一般社団法人市駅グリーングリーンプロジェクトが主催。警察や消防などの「働く車」を通じて、子どもらに交通安全や防火、防災に興味を持ち、学んでもらおうと企画。

広場には、パトカーや機動隊の災害用車両、消防車など、さまざまな車両が集合し、乗車や制服着用などが体験できる。

6日は「交通安全」をテーマに開催。パトカーをはじめ、白バイやサインカーなどが並び、子どもらは運転席に乗ったり、制服を着用してポーズを決めたりと普段はできない体験を楽しんだ。

親子で来場し、災害用車両に乗った同市の小山由悟(ゆうご)ちゃん(2)は「バスが好き。警察の車は初めて乗った。また乗りたい」と笑顔。母親の美晴さん(35)は「子どもが車が好きなのでバスと電車に乗って来た。体験を通じて好きな気持ちをいつまでも大切にしてほしい」と話した。

手形スタンプコーナーでは、来場記念として子どもらの手や足形のスタンプを押し、持ち帰ることができる。

7日は「防火防災」をテーマに、消防車やVR防災体験車両などが並び、午後2時から同市消防音楽隊の演奏もある。

TOYOTAプリウスによる給電の実演、子ども安全免許証の発行、ヤクルト子ども制服着用撮影会、スーパーボールすくいや輪投げなど縁日コーナーも楽しめる。午前11時~午後4時。荒天時は中止。

また、市民図書館でも関連イベントを開催している。

災害用車両に乗って喜ぶ子ども

災害用車両に乗って喜ぶ子ども