木の国悠久の大地 竹田元則さんが写真展

本紙で写真紀行エッセー「木の国和歌山」を連載中のセイカ㈱取締役エグゼクティブ・フェロー工学博士の竹田元則さん(68)の写真展「木の国悠久の大地 願いの道」が7月24日から8月11日まで、和歌山市古屋のカフェギャラリー、ティーズカフェで開かれる。

新作や本紙に連載したものなど、竹田さんが熊野を歩き記録した、厳選作品13点が並ぶ。

竹田さんは、これまで主に風景を撮影。熊野古道など歴史の深さや潜む空気感の中で「古人が歩み息づく情景を撮影したい」と、高野山や大辺路、中辺路などを訪れて記録してきた。

写真展では、うっすらと雪が積もる高野山の壇上伽藍の「凍る蓮池」や、かつらぎ町の「丹生都比売神社の輪橋」、印南町の「切目王子のホルトノキ」など、高野山や那智勝浦町、古座川などで写した四季折々の風景を紹介する。

竹田さんは「見過ごされがちな風景でも私の心に響き、思いのままカメラを向けた。写真を通じて歴史の深さを感じてもらえたら」と話している。

竹田さんは、会期中の土・日曜は在廊する予定。

午前11時~午後5時。月・火曜、第4日曜と7月28日は休み。問い合わせはティーズカフェ(℡073・460・4715)。

「歴史の深さを感じてもらえたら」と竹田さん

「歴史の深さを感じてもらえたら」と竹田さん

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