自転車の安全利用を 西署が啓発活動
「わかやま夏の交通安全運動」の初日となった11日、和歌山西署は和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場の入り口やスタンドで自転車の交通ルールの順守と特殊詐欺への警戒を呼びかける広報、啓発活動をした。
球場では全国高校野球選手権和歌山大会が開かれており、自転車を利用する人や幅広い世代の人が来場することなどから実施。署員は、自転車の交通ルールが書かれたうちわを300本と県警の特殊詐欺防止専用フリーダイヤル(0120・508・878)が記されたポケットティッシュ500個を配った。
うちわには「自転車安全利用五則」として、原則車道を走行し歩行者を優先すること、交差点では信号と一時停止を守ること、夜間はライトをつけること、ヘルメットを着用すること、飲酒運転は禁止であることが書かれている。
球場では大会終了まで、試合中のイニング間や試合間、スコアボードに「横断歩道は歩行者優先!サイン+サンクス運動実施中!」「自転車はルールを守って安全運転!!」などと表示する。
同署の吉本節男交通課長(49)は「自転車に乗る際はきちんと交通ルールを守ってほしい。自転車は事故の加害者にもなる。事故を起こさないように気を付けて」と話していた。
わかやま夏の交通安全運動は20日まで。