ワンリーズが天皇杯へ 県予選を4連覇

第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会の和歌山県予選にあたる、第7回県総合選手権大会は13~15日、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山であった。決勝ではONELYSwakayama(ワンリーズ和歌山)が和歌山トライアンズを91―71で下して13チームの頂点に立ち、初出場から4連覇を達成した。

県総合選手権大会の決勝ではワンリーズが序盤から優位に試合を進めた。第2クオーター終了間際には、大戸一輝選手が連続で3ポイントシュートを決めるなど果敢に攻め、51―35とリードして試合を折り返した。

対するトライアンズは第3クオーター、ディアラ・イソフ選手が7得点を奪うなど意地をみせて58―62と4点差に迫ったが、第4クオーターではワンリーズがトライアンズを再び引き離し、20点差で試合を終えた。

ワンリーズの上田頼飛球団代表兼監督(42)は「観客が増えてきて地元に根付けてきたと思う」と話した。

ワンリーズは県代表として、9月14、15日に三重県の津市産業・スポーツセンターである天皇杯1次ラウンド、中日本大会に出場。初戦で石川県代表と対戦する。1次ラウンドを勝ち上がれば、同21日、石川県の末広体育館である2次ラウンドの1回戦で、プロチームのアースフレンズ東京Z(B3)と戦う。上田球団代表兼監督は「3年連続で1次を突破し、アースフレンズを倒したい」と意気込んでいる。