智弁和歌山×霞ヶ浦 13日対戦、両監督に聞く

対談を前に握手を交わす中谷監督㊧と髙橋監督
対談を前に握手を交わす中谷監督㊧と髙橋監督

第106回全国高校野球選手権大会第7日の13日、和歌山県代表の智弁和歌山は第3試合で霞ヶ浦(茨城)との初戦に臨む。対戦を前に、智弁和歌山の中谷仁監督(45)と霞ヶ浦の髙橋祐二監督(65)に試合の展望などを聞いた。

――初戦に向けて意気込みを
中谷監督 しっかりと準備をして挑みたい。
髙橋監督 調整を上手にして本来の力を出せるように頑張りたい。

――相手校の印象は
中谷監督 毎年プロに行くようなピッチャーがいて、ことしも良い。対応したい。
髙橋監督 強打のイメージだが投手力もすごく高い。攻守にわたって強豪だ。

――自チームのキーマンは
中谷監督 捕手の上田が、特徴の異なる5人の投手をどううまくリードしていくかが大会を通してのキーとなる。
髙橋監督 投手は市村、眞中、乾による継投、打線は羽成が中心。なんとか中軸にチャンスで回したい。

――理想の試合展開は
中谷監督 バッテリーを中心とした守りのチームなので、ローゲームの中で少ないチャンスをものにしたい。総合力で戦う。
髙橋監督 投手を中心とした守りの野球でしがみついていきたい。全てにおいて全力でプレーする。

――100周年を迎えた甲子園に懸ける思いは
中谷監督 ことし、この夏、この場所に立てることに感謝し1試合をかみ締めて戦う。
髙橋監督 素晴らしい場所で野球をできる喜びと伝統を感じながら、精いっぱい思い切ってやりたい。

――地元へメッセージを
中谷監督 レベルが高い和歌山県の代表として他校の思いを背負って躍動する。
髙橋監督 センバツを含めて4回目の出場だが、まだ1勝も挙げられていない。何とか1勝できるように県の代表として精いっぱい戦う。