来場者「半分以下」 盆休みの海水浴場打撃
巨大地震への注意呼びかけ期間が盆休みと重なり、和歌山市の海水浴場なども打撃を受けた。
例年は砂浜を埋め尽くすほどの海水浴客でにぎわう和歌浦南の片男波海水浴場は、15日も人影はまばらだった。
海の家5号店のスタッフは「ことしはガラガラ。来客数は去年の半分以下で厳しい夏やわ」と嘆いた。
それでも、気温37度を超えたこの日、ビーチでは、家族連れやカップルらが水しぶきを上げて楽しそうに遊ぶ姿が見られた。
大阪から訪れた20代女性は「夏はやっぱり海に来ないと。和歌山の海はめっちゃキレイ! 暑いけど水に入ったら冷たくて気持ちいい! サイコー!」と元気に泳いでいた。
観光にとっては手痛い注意の呼びかけが解除され、海水浴場関係者は、8月後半の来場者増を期待している。