空飛ぶクルマの実証飛行等 串本町でイベント
和歌山県主催、「次世代エアモビリティ(空飛ぶクルマ)」の実証飛行と機運醸成イベントが21日、串本町潮岬で行われる。
次世代モビリティとして期待される「空飛ぶクルマ」を県民に身近に感じてもらうため県内初の実証飛行を実施。また空飛ぶクルマの社会受容性向上に向け、高校生によるプレゼンテーションなどのイベントも行う。司会は串本町出身で元AKB48メンバーの山本瑠香さん。
機体は一般社団法人MASC所有の「EhangEH216」。実証飛行は午前11時からで、5分程度の飛行を2回実施する予定。地上での搭乗体験は正午から午後2時まで、ドローン体験は正午から午後1時まで。イベントは1時半から3時半まで南紀熊野ジオパークセンターで行われ、「高校生が考える空飛ぶクルマの活用とは」をテーマに高校生がプレゼンテーションを行う。VRでの空飛ぶクルマ体験、塗り絵、空飛ぶクルマ機体模型展示などもある。
入場は無料。実証飛行と地上での体験搭乗は小雨決行、大雨・強風の場合は22日に延期する。延期の場合も、南紀ジオパークセンターでのイベントは21日に実施する。
来場人数の事前把握のため、専用フォーム(https://x.gd/l3wMp)からの来場申し込みに協力を呼びかけているが、事前申し込みがなくてもイベントには参加できる。「県民の皆さまに『空飛ぶクルマ』を身近に感じていただき、将来を担う若い世代が未来社会を考え、先端技術を体感できるイベントを開催します。ぜひお子さんと一緒に、空飛ぶクルマを体感してください」と呼びかけている。