作業品を展示販売 和歌山刑務所で矯正展
受刑者が刑務作業で製作した製品を展示販売する「和歌山矯正展」が10月5、6の両日、和歌山市加納の和歌山刑務所で開かれる。
同刑務所と地域住民の交流の場を設け、犯罪や非行のない明るい社会を築くとともに、矯正行政への理解を深めてもらおうと開かれ、今回で34回目。
受刑者が作ったかばんやエプロン、家具、日用品、洋裁小物製品などを販売。施設内見学「プリズンツアー」や、簡易性格診断テスト、子ども用刑務服の着用などの体験コーナー、自衛隊などの車両展示、VR防災体験、焼きそばや唐揚げ、菓子などの飲食コーナーもある。
初日のオープニングイベントでは紀州雑賀鉄砲衆による火縄銃の実演があり、観光大使・保護司でもある山口智世さんのコンサートを実施。ママさんブラス和(なごみ)、紀之川中学校吹奏楽部による演奏がある。6日には、こども和太鼓集団「和響」、ハワイアンフラサークルのカパリリ、三田ヤングバンド(おやじバンド)、チアダンスのキャサリンラビットが出演して盛り上げる。
同刑務所イメージキャラ「わかピー」、県PRキャラ「きいちゃん」ら計5体も出演する。
5日は午前10時~午後4時、6日は午前9時~午後3時。問い合わせは同施設(℡073・471・2351)。