県内選手の指名なるか 24日ドラフト会議
プロ野球ドラフト会議を24日に控え、県内の高校生では和歌山東の谷村剛選手(18)と慶風の西川拓海選手(18)、大学生では和歌山大の玉井元選手(21)がプロ志望届を提出した。関西独立リーグに所属する和歌山ウェイブスの小川佐和選手(24)も吉報を待つ。
プロ志望届は全国の高校生159人、大学生162人が提出している。
谷村剛 右投げ左打ちの三塁手。コースに逆らわない広角な打撃が魅力で逆方向にも強い打球を放つ。今夏の選手権和歌山大会では3番打者として勝負強さをみせ、4強入りに貢献。本塁打を放つなど長打力も発揮した。
西川拓海 右投げ右打ちの外野手。主に中堅手。速球に対応できるシャープな打撃が持ち味で長打も期待できる。俊足を生かした広い守備範囲も自慢。今夏は和歌山大会1回戦で敗戦。主将を務め、本職と異なる捕手で出場した。
玉井元 右投げ両打ちの外野手。中堅手を務めることが多い。俊足で走塁技術に優れ、盗塁の成功率も高い。チームでは主に代走として起用されていた。守備固めとして出場することもあった。独立リーグも視野に入れている。
小川佐和 右投げ左打ちの中堅手。俊足で盗塁の成功率が高く、三盗を決める場面も多い。チームでは1番打者として好機を多く演出する。足を生かした走塁と守備も魅力だ。ウェイブス初のNPB選手となれるか。