地震速報3時間遅延 県の防災メールで障害
和歌山県は23日、同日朝に発生した県北部を震源とする最大震度3の地震について、「防災わかやまメール配信サービス」の速報配信が、システム障害で3時間遅延したと発表した。
県によると、速報は本来、気象庁が地震情報を発表した同日午前7時12分に配信されるはずだった。システム障害の原因は調査中で、システムの改修前に震度3以上の地震が発生した場合は、保守管理の事業者が手動で配信する。
県は「今後このような事象が発生しないようシステムの改修を行い、チェック機能を強化して再発防止に努める」としている。