フルーツ王国PR 紀の川市ラッピングトラック
和歌山県トラック協会(阪本享三会長)は紀の川市を広報するラッピングをトラック1台に施した。10月30日に市役所庁舎前で除幕式を行い、協会や市の関係者が完成を祝い、運行が始まった。
協会が同市を含む県内10市町と県に打診し、県を広報する3台と各市町1台の計13台のラッピングが決まった。
紀の川市を広報する10㌧トラックの後方には、市内で生産が盛んな桃、イチゴ、イチジク、柿、ハッサク、キウイのイラストとともに「一年中が収穫期 フルーツ王国 和歌山県紀の川市」と鮮やかに記されている。ふるさと納税直営サイトにつながる二次元コードも記載。イラストは、市出身のデザイナー岩田直樹さんがデザインした。
協会に所属する㈲大原運送(同市貴志川町神戸)がラッピングトラックで市から関東圏全域に、主に樹脂成形品を運送。人口の多い関東圏を中心に、市のふるさと納税の広報を図る。
市のふるさと納税の返礼品のうち果物が寄付額の約95%を占めているという。
式典では岸本健市長、大原運送の大原貴美代表取締役会長、県トラック協会の横山郁芳副会長(丸久運輸㈱)、協会に所属する北野運送㈱の亀井茂樹代表取締役らが除幕した。
岸本市長は「紀の川市を全国に発信するために関東を特に走っていただけるということで大変期待している」とし、「ふるさと納税をしていただいて紀の川市の名前の(知名度)向上につながっていけたらと感じている」と述べた。
大原代表取締役会長は「紀の川市の大きな夢と希望を持って関東圏を走る。安全運転をしっかりするドライバーがハンドルを握る。これから先、この車を応援してやってください」と呼びかけた。