年賀状いっぱい書いて 郵便局で販売開始
2025年用のお年玉付き年賀はがきが1日、全国一斉発売され、和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局(内田豊己局長)で販売開始セレモニーが行われた。
内田局長が「年賀状は日本の伝統文化です。ことしも魅力いっぱいのはがきをご用意して、皆さまのお求めをお待ちしています」とあいさつした。
県PRキャラクターきいちゃんと日本郵便のキャラクター、ぽすくまも見守る中、社会福祉法人さんた保育園(同市坂田)の年長児31人が鼓笛演奏を披露し、「年賀状いっぱい書いてね」と呼びかけた。きいちゃんも「ぼくもいっぱい書くので、みんなも書いてね。待ってるワン」とメッセージを送った。
2025年用年賀はがきの発行枚数は10億7000万枚で、前年よりも3億7000万枚減った。10月からの郵便料金の値上がりを受け、無地で1枚63円から85円になった。
お年玉賞は1等が、現金30万円、電子マネー31万円分、24年発行特殊切手集と現金20万円の3種のいずれか。2等がふるさと小包など、3等が切手シートで、2025年大阪・関西万博寄付金付き年賀はがきに限り、特別賞「万博ペアチケット」もある。
同局ではこの日、先着で干支(えと)トイレットロールや祝箸のプレゼントが用意され、年賀状を購入した同市の女性会社員は「めったに会わない人に出したいので、ことしも書きます」と話した。
年賀状の引き受けは12月15日から。