1300人が笑顔で 20回目「おどるんや」開幕

華やかに舞を披露する踊り子たち
華やかに舞を披露する踊り子たち

ことしで20回目を迎えた「おどるんや~紀州よさこい祭り~」が9日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで始まった。10日も開かれ、県内を中心とする49チームの約1300人が華やかな演舞を披露する。

主催の「NPO紀州お祭りプロジェクト」(笹本昌克会長)が、地域が盛り上げるようなお祭りをしたいとの思いで2004年から開催。

ことしは20回目の節目を記念し、初の和歌山ビッグホエールでの開催となり、屋内と屋外にそれぞれ会場を設けた。グルメブースも並ぶ。

開会セレモニーでは、大城規史副会長(50)が、「記念すべき20回目の開催。踊り子たちの元気な踊りや、和歌山の名店を楽しんでいきましょう」とあいさつ。その後、色鮮やかな衣装に身を包んだ踊り子たちが、扇子や鳴子を手に舞い踊り、会場を盛り上げた。

同市の金田まりさん(78)は「年齢問わず、みんなが笑顔で迫力のある踊りをしていて素敵。自分自身も元気をもらえるし、和歌山が盛り上がってすごくいい」と笑顔で話した。

10日には、おどるんや大賞、金賞、銀賞などを決める審査があり、午後6時半ごろに審査発表と表彰式が行われる。午前11時から午後7時半まで。