甘みたっぷり 紀の川市でキウイ収穫最盛期

キウイを収穫する小倉さん㊨と城本さん
キウイを収穫する小倉さん㊧と城本さん

和歌山県の紀の川市でキウイフルーツが収穫最盛期を迎えている。県はキウイの生産量全国3位を誇り、同市は県内一の産地。

名手上にあるcog-lab農園では代表の小倉優一郎さん(39)と、城本海人さん(22)が収穫作業に追われている。

同農園ではキウイ、ミカン、柿、スモモなどを化学肥料、農薬、除草剤、成長ホルモンを不使用で育成。キウイはつる性の植物で巻き付いて成長するため、3㍍ほどの高さで棚栽培している。木は40本あり、11月中旬から下旬まで収穫し、追熟させて甘く柔らかくしたものを販売する。緑が濃く甘みが強いのが特長だという。

小倉さんは「ことしは暑さで水やりが大変だった。そのおかげでおいしく育ってくれた」とにっこり。キウイが終わるとミカンの収穫が始まる。