勇気と感動届けたい 北高、近大和が全国大会へ
年末に行われる全国高校総合体育大会の各競技に和歌山県代表で出場する選手らが11月28日、壮行式に出席し、大会での活躍を誓った。駅伝競走大会には、男女ともに県立和歌山北高校(男子は2年連続24回目、女子は2年連続5回目)が、ラグビーフットボール大会には、4年連続6回目となる近畿大学付属和歌山高校が出場する。
和歌山市の県民文化会館で行われた壮行式で、選手の決意表明やユニフォーム贈呈などが行われた。
選手を代表して各校の主将が決意を表明。北高男子駅伝の上野山拳士朗主将(3年)は「日々の練習で歴代最高タイムを更新している。支えてくださる人に勇気と感動を与えられる走りをしたい」と誓い、同校女子の宮崎彩湖主将(3年)は「昨年は目標に届かず悔しい思いをし、これまで努力を重ねてきた。全国8位入賞を目指す」と意気込んだ。
ラグビーの近大和歌山、田中珂偉主将(3年)は「県代表の誇りを胸に、1年の成果を存分に発揮したい。花園で1勝をつかみ取る」と力強く話した。
県高校体育連盟の川口勝也会長は「伸び悩んだ時期や、けが、苦しい練習があったかと思うが、仲間と乗り越えたことが全国につながった。支えてくれた人に感謝を込め、堂々と勝負してきてほしい」とエールを送った。
第75回(男子)、第36回(女子)全国高校駅伝競走大会は、12月22日に京都市のたけびしスタジアム京都を発着地点に開かれる。第104回全国高校ラグビーフットボール大会は、12月27日に東大阪市花園ラグビー場、東大阪市多目的球技広場で開かれる。