ショー仕立てのダンスも アートキューブ発表会
和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブの開館20周年を記念したイベント「月1発表会」のダンスフェスティバルが、10月に続いて今月15日に開かれた。
3チーム約100人が出演。子どもから70代が華やかな衣装でパフォーマンスを披露し、訪れた大勢の観客を楽しませた。
同施設では20周年の特別企画として、ダンスや音楽を練習する人に舞台発表の場を提供しようと、市内の高校生以下の学生と利用者を対象に、毎月1回無料で出演できる発表会を開いている。
この日の出演者は「MusicalStudio LOOSE」(ミュージカル)、「Coconuts sisters」(ハワイアンフラ)、GLITTER(ジャズダンス)。
元劇団四季の俳優で、ニューヨークにダンス留学の経験がある本山圭子さんが教える同市のミュージカル教室LOOSEは、5歳~50代の30人が歌い、踊り、演じるショーアップしたステージで観客を魅了した。
クリスマスの名曲「レット・イット・スノー」では、白い衣装で笑顔いっぱいに踊る子どもたちに観客は大きな拍手を送った。
同市で15年活動するハワイアンフラ教室ココナッツシスターズは、4歳~70代の29人が、森山直太朗の「さくら」をハワイ語でカバーした「プアサクラ」など5曲を披露。
結成して20年のジャズダンスチーム「グリッター」は、代表の船山千恵美さんが「来た人に踊る楽しさを伝え、幸せを届けたい」と、5歳から25歳の40人が熱く激しいダンスや、クリスマスソングで会場を盛り上げた。
次回は1月19日に音楽フェスティバルが開かれる。