毛筆で「金」「翔平」力強く スポーツ書道展

力強い書道の作品が並ぶ会場
力強い書道の作品が並ぶ会場

スポーツの魅力を書道で表現した小学生の作品を展示する「スポーツ書道展」が和歌山市本町のスポーツ伝承館で開かれている。1月13日まで。

児童にスポーツに関心を持ってもらいたいと始め、ことしで12回目。入賞と佳作に選ばれた作品と、全ての応募作品688点を展示している。

同館の畔取由佳事務局長によると、ことしはオリンピックに関係する「金」や、大谷翔平選手に関連する「翔平」などが多かったという。また、野村克也元監督の名言「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」、元世界ナンバーワンテニスプレーヤーのロジャー・フェデラーの言葉「努力に逃げ道はない。努力を愛せ」など、半紙を縦に使って毛筆で自由にスポーツを表現した作品が並ぶ。

畔取事務局長は「子どもたちのスポーツへの思いはそれぞれ違う。自由な感性で表現した文字、言葉、文章、色、添えられている絵を楽しんでほしい」と呼びかけている。

午前10時~午後7時。(最終入館は6時半、31日は6時閉館、1月1~3日は休館)。

問い合わせは同館(℡073・423・2215)。