スマホで確定申告 リーヴォ小久保主将が体験

e-Taxによる確定申告を実演する小久保主将
e-Taxによる確定申告を実演する小久保主将

2月17日から所得税などの確定申告受け付けが始まるのを前に、地元サッカークラブ「アルテリーヴォ和歌山」は23日、インターネット上で国税に関するさまざまな手続きができる「e-Tax」をJR和歌山駅でPRした。

和歌山税務署などが共催。わかちか広場で、アルテリーヴォ和歌山の小久保裕也主将が、スマートフォンとマイナンバーカードを使用し、「e-Tax」を用いた確定申告の操作を実演。設置されたスクリーンにスマートフォン画面を映しながら申告書を作成し、駅利用者に利便性をアピールした。

小久保主将は実演後、「最初は難しいかもと思ったが、スムーズに申告することができた」と話し、「皆さんも簡単にできると思うので、ぜひスマホでの申告を」と呼べかけた。

その後、同クラブ選手、税務署職員ら計30人ほどが「確定申告はスマホで」などと駅利用者に声をかけ、「スマホ申告」と「キャッシュレス納付」に関するチラシなどを同駅西口で配布した。

国税庁によると、2023年分の「e-Tax」による所得税などの確定申告者は、1604万6000人で前年より109万8000人増加。全体2324万人のうち約7割が「e-Tax」による申告だった。