「春」目指し625人挑む 県立中学5校で入試

問題用紙を受け取る受検生
問題用紙を受け取る受検生

和歌山県立中学校5校の入学者選考検査が25日に始まり、出願者679人のうち625人が志望校合格を目指して挑んだ。

和歌山市内では吹上の桐蔭中で208人(受検倍率2・6倍)、太田の向陽中で216人(同2・7倍)が受検した。桐蔭中では保護者に見守られながら受検生が検査室に入り、机の上に受検票や筆記用具を準備して静かに問題用紙の配布を待った。

同校の川嶌秀則校長(59)は「それぞれがこのために勉強し、準備してきたと思う。十分に力を発揮できるように頑張ってほしい」と話した。

25日には基礎的な学力に基づいて自然や身近な事柄について考え、まとめる適性検査Ⅰ・Ⅱと、作文、26日には面接を実施。結果は2月5日、本人宛てに郵送される。