前向きな文字と絵展示 己書の和歌山師範会

一つひとつの作品をじっくり観賞する来場者
一つひとつの作品をじっくり観賞する来場者

味わいのある文字や絵で自分の世界観を楽しく表現する己書(おのれしょ)の和歌山師範会による作品展が25日、和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブD1で始まった。31日まで。

書道でも絵画でもなく、自らが思うがまま、自由に筆を走らせる新感覚のアートとして人気の己書。会場には県内の己書師範52人が、はがき、色紙、たとう紙などさまざまな形で表現した作品約300点が並ぶ。

笑顔の七福神や花、龍、ネコなどの横に「楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しいんだよ」、「手のひらの幸せを大事に」など前向きな言葉が添えられている。

会場では己書体験や、缶バッジ作りもできる。

新宮市の己書紀伊のおと道場の杉本博子代表は「元気で笑顔になる作品を見て、体験してほしい」と呼びかけている。

午前10時から午後5時(最終日は正午)まで。問い合わせは同会の丸山さん(℡090・7429・0776)。