センバツ智弁×千葉黎明 21日対戦へ両監督に聞く

第97回選抜高校野球大会第4日の21日、県代表の智弁和歌山は第3試合で千葉黎明(千葉)と対戦する。智弁和歌山の中谷仁監督(45)と千葉黎明の中野大地監督(38)に互いの印象や初戦の意気込みなどを聞いた。
――相手チームの印象と注目している選手は
中谷監督 きっちりと守備が堅くいい野球をするチーム。田代は簡単に崩せないピッチャー。飯高、米良のような投手もいるので、どれだけバッター陣が対応できるか。
中野監督 全国の強豪で、全ての選手がスケールがある。バッテリーの能力が高く、本校にないような長打力を持つ選手もいる。
――チームの見どころと、キーマンは
中谷監督 渡邉、宮口、そこに田中までの3枚のピッチング。変な言葉だが、バッテリーを中心とした守備の攻めがストロングポイント。
中野監督 個々の能力はある方ではないが、全員が束になって戦いたい。複数人のピッチャーと捕手でゲームメイクをしてくれたら形になる。
――初戦の理想の試合展開は
中谷監督 勝ちたい。展開はその場その場でいろいろあるが、勝ちたい。何点勝負でもいいので勝ちたい。
中野監督 前半からしっかりテンポよく、しぶとく戦っていきたい。
――初戦への意気込みを
中谷監督 選手全員、僕も含めて、チーム全員が勝ちに飢えている。どうしても勝つんだという強い気持ちで初戦に向けて準備する。
中野監督 初出場で選手全員がワクワクしている。いい顔をしてプレーしてくれたら楽しい試合になる。思い切って戦いたい。