川合さんに警察協力章 長年交通安全活動に尽力

長年にわたり地域の交通安全活動に尽力し警察に協力したとして、和歌山市の会社員、川合末幸さん(75)が警察庁長官表彰の「警察協力章」を受章し、このほど県警本部で伝達が行われた。
警察協力章は、警察活動に協力し、多くの業績や功労が認められた人に贈られ、警察庁長官から与えられる最高位の表彰とされている。
川合さんは1999年に和歌山北地区地域交通安全活動推進委員に嘱託されて以来、27年余りにわたって地域の交通安全活動に尽力。現在は県交通安全協会監事および同推進委員協議会副会長として、交通事故防止や交通安全の普及に努め、交通安全活動への多大な功績が認められた。
伝達式で野本靖之本部長から表彰を受けた川合さんは「この章をさらなる糧にして、地域の交通安全活動を続けていきたい」と話した。
ことしの警察協力章の受章者は全国で42人(うち近畿6人)。表彰は1962年に始まり、県内の受章者は39人目。