磯の浦でビーチ清掃 サーファーら海に恩返し

砂浜のごみを拾う参加者
砂浜のごみを拾う参加者

和歌山県サーフィン連盟(梅本利樹会長)は7日、和歌山市の磯の浦海水浴場で清掃活動を行い、地元住民や近畿一円からサーファーら約1500人以上が集まった。

自分たちが使う海に恩返しをしようと、1991年から毎年4月と9月の2回行い、今回が34回目。回を重ねるごとに人数は増え、関西でも最大規模の清掃活動となっている。

開会式で同海水浴場の管理運営を行う一般社団法人マリンパーク磯の浦の杉本慶蔵代表理事は「このビーチは遊泳者やサーファー、地元高校生がいつもごみを拾ってくれているおかげで常にきれいな状態を保てている」と感謝。

参加者は約1時間、ごみ袋を手に海岸に流れ着いた流木などを拾い集めていった。

梅本会長は「誰も海に入っていない中で清掃活動をしているのは全国でもここだけ」とし「皆さんと協力しながらビーチの安全と環境を守っていきたい」と話した。