小児がん啓発講演会 紀三井寺でライトアップも

小児がん啓発月間の9月に合わせ、和歌山市の紀三井寺境内で28日、講演会やライトアップが行われる。

和歌山親子のつどい実行委員会が主催。県立医科大学小児科学教室が共催。「9月の夜空をゴールドに」と題した啓発キャンペーン。

午後2時から、境内の松下講堂で「付き添い家族の支援」をテーマにした講演会があり、鈴木寿美さんが「〝付き添い″を経験し、私が今やりたいこと」、認定NPO法人キープ・スマイリング理事長の光原ゆきさんが「入院中の子どもに付き添う家族の現状と、私たちにできること~ひとりの付き添いを、みんなの寄り添いに~」を演題に話す。司会は県立医大小児科の西尾綾子さん、神波信次さん。

4時からは障害児・病弱児理解啓発チームオレンジキッズが、小児がん啓発人形劇「だいじょうぶ、マイちゃん」を実演。4時15分から紀三井寺の前田泰道貫主による法話、4時半からトークセッション「病気や障害の有無にかかわらず暮らしやすい地域づくりをめざして」を実施する。5時15分からは子どもたちが作った、小児がんの子どもたちを支援するためのシンボルマークであるゴールドリボンを仏殿に掲げ、ライトアップを行う。

参加費は無料。また、レモネードの売上金を小児がん治療支援に全額寄付する「レモネードスタンド」も設置する。詳細はウェブ上で「和歌山県立医科大学小児科学教室」と検索を。

問い合わせは県立医大小児科学教室(℡073・441・0633)。