ソプラノ久保美雪さん 和歌山城ホールでリサイタル

和歌山市のソプラノ歌手・久保美雪さんの「ソプラノ・リサイタル 私の愛したオペラたち」が10月13日午後2時から、和歌山市七番丁の和歌山城ホール小ホールで開かれる。M.B.N.Recital実行委員会主催。2025年度市真舟芸術振興基金事業若手芸術家支援事業・23年度市文化奨励賞受賞記念・第3回和歌山文化協会奨励賞受賞記念として開催。本紙など後援。
リサイタルでは、19世紀前半にイタリアで発展した「ベルカント・オペラ」の三大作曲家の歌曲を中心に、特別出演のテノール歌手・中鉢聡さん、ピアニストの宮井愛子さんと共にソロだけでなく、デュエットでオペラの一場面を届ける。
プログラムはG.ロッシーニ:オペラ・セヴィリアの理髪師より「今の歌声は」▽G.ドニゼッティ:オペラ・ランメルモールのルチアより「あたりは沈黙に閉ざされ」▽V.ベッリーニ:オペラ・ノルマより「清き女神」▽Ch.グノー:オペラ・ロメオとジュリエットより「私は夢に生きたい」「結婚の夜(二重唱)」――など。
久保さんは「どうぞ、人間の声の魅力を、さらには人の声と声がぶつかり合い響きが増長していく様を存分に味わってください」と呼びかけている。
チケットは全席指定で前売り2000円(当日は500円増)。和歌山城ホール(℡073・432・1212)、和歌の浦アート・キューブ(℡073・445・1188)、同実行委員会(℡090・9214・4584)で販売している。問い合わせは同実行員会。
