高市総理の下、新体制がスタート 自民党を代表して2委員会で質問
10月21日に第219回臨時国会が招集されました。召集日に行われた首相指名選挙において高市早苗氏が総理大臣に選出され、憲政史上初の女性総理大臣が誕生しました。直後の総理就任会見で高市総理は「不安を希望に変え、強い経済をつくる」と強く表明されました。私も自民党所属の衆議院議員として、しっかりと高市内閣を支えてまいりたいと思います。組閣以降、高市内閣の支持率は高い水準で推移しておりますが、自民党全体の支持率が上がっていない現状を謙虚に受け留めて党としての信頼回復に努めてまいりたいと思います。
高市内閣誕生に伴い、衆議院の所属委員会が変更になり、私は「農林水産委員会」「文部科学委員会」「政治改革に関する特別委員会」「東日本大震災復興及び原子力問題調査特別委員会」の4委員会に所属することとなりました。
早速ではありますが、11月21日に文部科学委員会、11月25日に農林水産委員会で、自民党を代表して新しく就任された大臣への質問に立ちました。
文部科学委員会では、主に国公立大学が直面している現状と将来性について文部科学省の見解を伺いました。和歌山大学を含む地方の国公立大学は、教育機会の確保だけでなく、地方創生を担う人材育成という面でも重要な役割を果たしています。しかし最近の物価・人件費の高騰により、限られた運営資金を人件費等に充てるのが精一杯で、科学技術・イノベーションを振興し強い経済をつくるための重要な教育研究活動に十分回せていない現状があります。文部科学省として地方の大学を含めた支援が必要であると訴えました。また、国立大学等の校舎など施設の老朽化が深刻であり、「新技術立国」を実現する基盤として、施設整備のための予算をしっかり確保し、力強く推進していくべきだと申し上げました。
農林水産委員会では、広島県を中心とする瀬戸内海で多発している牡蠣のへい死問題、米の価格高騰に対する短期・中長期の対策、果樹政策、農業の構造転換に関する5カ年計画、日本産農作物の輸出戦略など、地元和歌山で寄せられた声を中心に質問しました。
今回の委員会質問や政府答弁などの一連のやり取りは、過去の委員会質疑も含め全て衆議院のホームページから閲覧可能ですので、一度ご覧いただければと存じます。
今年も残り1カ月を切りました。昨年の衆議院選挙で当選させていただき、振り返るとあっという間の一年でした。来年も「若さと情熱」をスローガンに、「和歌山が良くなれば日本全体が良くなる」との思いで、全力で努めてまいります。皆さまからのご指導を賜りますようお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。

