犯罪被害者の支援に あいおいニッセイが寄付

目録を手にする大谷理事長㊧と小林支店長
目録を手にする大谷理事長㊧と小林支店長

あいおいニッセイ同和損害保険㈱和歌山支店(和歌山市三木町中ノ丁)は10日、犯罪被害者の支援を行う公益社団法人紀の国被害者支援センター(同市雑賀屋町)に、10万5000円を寄付した。

同社では、社会貢献活動の一環として一口100円の役職員有志と会社の募金制度「ゆにぞんスマイルクラブ」を運営。この募金を活用して、さまざまな寄付を行っている。約30人の社員が勤務する和歌山支店では同センターへの寄付を2023年度から行い、ことしで3回目となる。

同市小松原通の県警本部で寄贈式が行われ、同支店の小林宏一支店長が「紀の国被害者支援センター様は心の込もったサポートを長年行っている。日々ご尽力いただいている役職員、相談員、支援員の皆さまに敬意を表します。寄付金は引き続き、誰もが安心して暮らせる地域づくりに向けて活用いただきたい」とあいさつ。同センターの大谷美都夫理事長に目録を手渡した。

大谷理事長は「犯罪被害者やその家族が平穏な生活を取り戻せるよう関係機関と連携して支援を行っている。寄付金は大切に使わせていただきます。必要な支援を確実にお届けする」と話していた。