県内8人が日本大会へ 女性応援コンテスト
豊かな人生経験を持つ女性たちが自身の可能性に目覚め、一歩踏み出して地域活性化などに貢献できるよう応援するコンテスト「Mrs of the Year(ミセス・オブ・ザ・イヤー)2021」の和歌山大会が14日、和歌山市七番丁のダイワロイネットホテル和歌山で開かれた。ブリリアント部門は南方佳奈さん(和歌山市)、ゴージャス部門は岡本知春さん(同市)、プレシャス部門は藍園太枝子さん(同市)がグランプリに輝いた。
コンテストは、㈱アイビー・エンタテイメント(東京都渋谷区)の西村紗江子代表取締役がオーガナイザーとして主催し、2度目の開催。
既婚または婚姻歴がある20~42歳の「ブリリアント」、43歳以上の「プレシャス」、婚姻歴のない30歳以上の「ゴージャス」の3部門に分かれて、グランプリなどを競う。第1回目は9大会だった地方大会がことしは34大会に広がり、20~99歳までの約1500人が出場。
初の和歌山大会には、約120人のエントリーの中から書類選考や対面式審査を通過した20~59歳までの21人が出場。友人や家族ら約50人の観客が見守る中、きらびやかなドレスに身を包んだファイナリストたちが次々にウオーキングとポージングを披露し、自身が持つストーリーや抱負などをスピーチした。
審査員と観客による投票の結果、部門ごとにグランプリと準グランプリ、四つの特別賞が発表された。
入賞した10人は、11月に東京で開かれるジャパンファイナル日本大会に出場する。同大会で上位入賞を果たすと、世界大会への出場権が得られるといい、ブリリアント部門のグランプリ、和歌山市の南方佳奈さん(28)は、「和歌山の代表になれてうれしい」と受賞を喜び、「日本大会では人の温かさなど和歌山の魅力を伝えていきたい」と意気込んだ。
西村オーガナイザーは「温かくて力強い、女性の底力を見た素晴らしい大会だった」と振り返り、「一歩踏み出す勇気や行動の美を和歌山から発信してもらいたい」と期待を込めた。