練習試合など原則禁止 感染拡大で県立校
新型コロナウイルス感染者の急増を受け、和歌山県教育委員会は11日、県立学校の部活動について、県内外の学校との練習試合や合同練習を禁止し、近畿や全国の上位大会につながらない大会は延期または中止することなどを各校に通知した。
第6波の感染急拡大の中、県外の大会や合宿に参加した県内学校の運動部でのクラスター(感染者集団)が2件相次いだことなどから、制限を強化した。
本人や同居家族に症状がある場合は、登校しないことも改めて呼び掛けた。校内での活動は基本的な感染予防対策を講じた上で移動、着替え、飲食などでの感染防止に努め、部活動終了後は速やかな帰宅を求めている。
近畿や全国の大会につながる大会については、従来示している目安に従い、学級が臨時休業となった場合は同学級の生徒は出場不可▽部内で感染者が発生した場合は同部は出場不可▽学年・学校が臨時休業となった場合は同校の全競技が出場不可▽複数校が臨時休業となった場合は原則として全ての競技を中止――としている。