新1年生に 宇賀部神社でランドセル清祓
首から上の病気の平癒や試験合格など、頭の神様として知られる和歌山県海南市小野田の宇賀部神社(小野田典生宮司)で1日、間近に小学校入学を控えた子の「ランドセル清祓」があった。
毎日背負う新しいランドセルをおはらいし、6年間の学校生活の充実や学業成就、交通安全を祈願する神事で、毎年4月1日に実施されている。
この日は青や緑、黒色などの真新しいランドセルを背負った8人が参列。小野田宮司が祝詞を奏上し、神様に子どもたちの新生活が安全で楽しいものになるよう祈念した。子どもたちはお下がりとして御札や御守り、箸と鉛筆を授かった。
参列した山鷲朔久(さく)さん(6)は「友達を無限に増やしたい。広い運動場でいっぱい遊びたい」と目を輝かせ、小野田宮司は「とにかく元気に明るく過ごしてほしい。交通に気を付けて通学してもらいたい」と笑顔で話した。