夜空に愛の贈り物 400機ドローンショー
和歌山県内では過去最大数となる、400機のドローンが夜空を彩るドローンショーが27、28日の両日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティで開催中のフェスタ・ルーチェ会場内で行われ、来園者を魅了した。
フェスタ・ルーチェ実行委員会(古澤良祐会長)と、国内ドローンショー実績ナンバーワンの㈱ドローンショー・ジャパン(石川県金沢市、山本雄貴代表取締役)が手がけた。
ショーは、「バレンタイン」をテーマにした同イベント特別プログラムで行われた。午後7時半から約10分間、音楽に合わせてハートやフェスタ・ルーチェのロゴなどが冬の夜空に浮かび上がった。
青や紫、ピンクのLEDが灯されたドローンが、会場内を流れる川の上空約150㍍までゆっくり上昇。ボックスから飛び出たハートがリズミカルに上下したり、矢とハートが現れ、矢が動き、ハートを射抜いたりするデザインで、JポップやKポップの曲に合わせ、夜空を舞台にした光のショーが繰り広げられた。
市内の小坂咲子さん(46)は「色鮮やかで夜空に映えてきれいだった。次は何が出てくるのか楽しみで、あっという間に終わってしまった。もっと長く見ていたい」と笑顔だった。
同ショーは3、4日にも開催。雨天や強風の場合はショーを中止する場合がある。実施の可否はイベント当日の午前10時にフェスタ・ルーチェのホームページやSNS、アプリで知らせる。
中止の場合、購入済みのフェスタ・ルーチェ前売券の返金はないが、2月12日まで使用できる。フェスタ・ルーチェは2月12日までの土日祝のみ営業。午後5時~9時(最終入場8時半)。